FTPでデーターをアップロードする方法
サーバーにウェブサイトのデーターをアップロードするにはFTPクライアントツールを使用してアップする必要があるのですが、本記事ではFTPクライアントツールを使ってウェブサイトのデーターをアップロードする方法を記載したします。
使用するFTPクライアントツールは、『FileZilla』。日本ではFFFTPと並んで利用者の多いツールですが、画面構成や使い方はほぼ似通っています。
しかし、FFFTPには1点致命的な問題があり私も元々はFFFTPユーザーだったのですが、この問題によりFileZillaに変えました。その問題とは、隠しファイルが見えないという点です。隠しファイルとはファイル名がドット(.)から始まるファイルのことです。
『.htaccess』ファイルを編集する人にとっては問題です。このことを知らずにFFFTPを使用している人は、サーバーに『.htaccess』ファイルが無い!と思う人も多いのではないでしょうか?これを機にFileZillaに変えることをお勧めします。
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※追記
最新のFFFTPバージョンでは隠しファイルも見えるようになっています。
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それでは、ツールの設定の解説に入っていきますが、FTPアカウントを未作成の方はまずは、『FTPアカウントの作成方法』の記事を参考にFTPアカウントを作成して下さい。
1.FileZillaのインストールファイルをダウンロードする
まずは、FileZillaのインストールファイルをダウンロードして下さい。私がこの記事を書いている時点での最新バージョンは、『FileZilla_3.9.0.6』でした。ダウンロードサイトは英語サイトですが、FileZilla自体は日本語対応されているのでご心配なく。
https://filezilla-project.org/
下図画面が開いたら[Download Now]ボタンを押してダウンロードを開始して下さい。
2.FileZillaをインストールする
ダウンロードしたFileZiilaのインストーラーを使ってFileZillaをインストールして下さい。
3.FileZillaの設定を行う
(3-1)
FileZillaを起動し、[ファイル]⇒[サイトマネージャー]の順で開いて下さい。
(3-2)
①[新しいサイト]をクリックする
②分かりやすい名前に変更する
③ドメイン名を入力する
④ログオンの種類:「通常」を選択する
ユーザ:FTPアカウントを作成した際のユーザ名を入力
パスワード:FTPアカウントを作成した際のパスワードを入力
入力が終わったら[接続]ボタンを押して下さい。設定が正しければ、サーバーに接続され、サーバーのフォルダが表示されます。
4.ウェブサイトのデーターアップロード先
FTPクライアントツールでサーバーに接続すると下図のようなディレクトリ構成が表示されます。『httpdocs』フォルダがドキュメントルートでウェブサイトのデーター格納先になります。
マルチドメインでドメインを追加した場合は、『hosting-server.xyz』の様に別途、そのドメイン用のデーター格納フォルダが生成されるのでウェブサイトのデーターはそちらに格納するようにして下さい。
以上で、FTPクライアントツールを使ってウェブサイトのデータをアップロードする方法は終了です。ご不明な点があればサイト上部の問い合わせフォームからご連絡下さい。
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